1月19日(土)に六甲道勤労市民センター5階の会議室Eで、ぐりん・どあ主催の地域交流会として「第3回クリニカルアート体験教室」を実施しました。
このイベントは毎年「特定非営利活動法人 蓼の会 ぐりん・どあ」が、赤い羽根共同募金の「歳末たすけあい募金配分金助成事業」の支援をを受けて開催しているものです。
今回も昨年同様、地域の方々にもご参加いただけるようなアート体験講座を実施させていただきました。NPO法人「アートゆるり」から川本先生とボランティアの土井さん、柏原さん、中山さん、山本さんらにお越しいただき、プログラムを行っていただきました。
今回はぐりん・どあの関係者のみならず、地域の一般の参加者の方々や、NPO法人「マブイ六甲」の方々などにご参加いただき実施することができました。
改めて臨床美術(クリニカルアート)とは何かについて説明を引用させていただきますと、
「臨床美術とは
絵やオブジェなどの作品を楽しみながら作ることによって
脳を活性化させ、高齢者の介護予防や認知症の予防・症状改善、
働く人のストレス緩和、子供の感性教育などに効果が期待できる
芸術療法(アートセラピー)のひとつです。」(NPO法人アートゆるりHPより)
NPO法人アートゆるり http://artyururi.wixsite.com/kobe
今回のモチーフは「かぼちゃ」。切った断面の内部を見たり、持ち上げて重さを感じたりして表現につなげるのが臨床美術の特色です。
今回は表面のざらざら・ごつごつした感触を表すため、サンドペーパーに描いたのちに輪郭を手でちぎって仕上げていきました。
台紙に貼りつけるとそれぞれの個性が出た絵となり、鑑賞会では先生方に皆褒められてうれしそうにしていました。