• NPO法人「特定非営利活動法人 蓼の会 ぐりん・どあ」

1月8日(土)に灘区文化センター5階の会議室Eで、地域交流会として「第6回クリニカルアート体験教室」を実施しました。
今回もNPO法人「アートゆるり」から細見先生を始めとした講師とボランティアの方々にお越しいただき、臨床美術のプログラムを行っていただきました。

新型コロナの流行で長らく開催ができませんでしたが、地域の方と共にアートを体験する機会をできるだけ残しておきたいという思いから、今回感染対策に注意しつつ開催することとなりました。オミクロン株による新たな感染拡大が懸念される時期でしたので、参加者を部屋の定員の半分の人数までとして密を避ける、受付時の検温と体調確認、手指の消毒、マスク着用などの対策を行いました。

改めて臨床美術(クリニカルアート)とは何かについて説明を引用させていただきますと、
「臨床美術とは
絵やオブジェなどの作品を楽しみながら作ることによって
脳を活性化させ、高齢者の介護予防や認知症の予防・症状改善、
働く人のストレス緩和、子供の感性教育などに効果が期待できる
芸術療法(アートセラピー)のひとつです。」(NPO法人アートゆるりHPより)
NPO法人アートゆるり http://artyururi.wixsite.com/kobe

今回のテーマは「里芋を描く」ということで、様々な大きさ、形をした里芋をモチーフにしました。
塗り重ねた上から割りばしペンで削るという技法により、里芋の表面のざらざらとした感じを出すという工夫を行いました。
なかなかうまく描くのが難しいモチーフでしたが、何度も塗り重ねて削って、を繰り返すという手間をかけたことで、それぞれ描く人の描き方により個性が出る作品となったと思います。